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恋愛と長生きの関係

適齢期に結婚しない女性への目

独身生活も30代に突入してくると、「どうして結婚しないの?」という話をふられることもあります。
最近では露骨に「結婚しないのはおかしい」と言ってくるような人も少なくなりましたが、それでも適齢期に結婚という選択をしない女性に対しての世間の目は厳しいものがあります。

ただこのごろ感じるのは結婚をしていない人に対しての疑問は「どうして常識的なことをしないの?」という意味よりむしろ「結婚しなくて寂しくないの?」という方向になってきているようです。

特に私よりも年齢の若い、結婚をいつするべきか迷っている20代の女性などは、「結婚をしないで年齢を重ねてしまったら、ずっと一人ぼっちの寂しい生活になるんじゃないか?」という不安が一番の気がかりになっているようです。

そこでちょっと調べてみたところ、結婚をした人としない人とで死亡率はどう変化するかについて研究をしたデータがあるようです。

日本ではなくフランスでのデータになりますが、フランス国立統計経済研究所によれば、結婚している・かつてしていたという人のうち40~50歳の人の死亡率は、独身の人の約半分であるという結果が出ています。

ところがこれが80~90歳になると数値は逆転し、ずっと独身であった人の方が結婚をして同居をしているパートナーがいる人に比べて死亡率が下がるという数字になっています。

不思議な気もする一方で、なんとなく「そうかもしれないな」という気持ちにもなります。

社会環境の面では

また長生きをする要因ということで社会環境を見ると、その地域共同体がゆるやかなつながりを維持している時、そこに暮らす人全体の寿命は延びる傾向にあるといいます。

完全に孤独ではなく、かといって習慣や伝統に縛り付けられるわけではない、適度な距離感を保つことができる場所が、人にとっては最も過ごしやすい場所であるということでしょう。

私の個人的な考えでは、40~50歳で独身であるという人は2種類いて、片方は納得して独身という道を選んでいる人たちで、もう片方は結婚したいのだけどチャンスがなかったという人だという気がします。

よく芸能人などで40~50代、下手をしたら60歳くらいになって初婚をする人もいますが、それらの人は自分で独身という生活を選んだつもりでもどこかで「やっぱりしてみたい」という気持ちが消せずにいたという人なのでしょう。

ある意味、80~90歳になって死亡率が下がるというのは、自分の生き方にようやく納得できるようになる時期といえるのかもしれません。