子供
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女性にとって将来一番不安なのは?

独身者だけが不安なわけではない

私が初対面やそれに近い人と話をしていて「独身です」というようなことを伝えると時々「将来不安じゃない?」というふうに聞かれることがあります。

そういう質問をされると内心では「結婚していたら不安じゃなくなるの?」と聞き返したくなるのですが、そこはぐっとこらえて「なるようになりますよ」と大人な回答をするように心がけています。
ですが、実際のところ全く不安はないわけではありません。

最近ある日常系のニュースサイトで見かけた記事では、20代後半以降の独身女性にアンケートをとってみたところ「将来に不安があるか?」といった設問に対し、不安があると答えた人は全体の8割にものぼっているということです。

その不安についての内訳をみてみると、第一位になっているのは「結婚」、第二位で「自分の老後」、第三位で「仕事」と続いていきます。

私はそのアンケート調査の主な層に比べると幾分か年上になってしまうので、結婚という願望についての不安は既に乗り切った感がありますが、確かに老後や仕事について不安が全くないわけではありません。

仕事に関していえばこれから一人で生きていくとなったときに、できるだけ今のうちに稼いでおきたいということも考えて転職をしようかと思うこともあります。
最近気になっているのは税理士事務所での事務職で税理士の専用求人サイトを見ながら良さそうな求人が掲載されていないかとよく見ていたりします。

子供のことを考えれば早いに越したことはない

独身女性が結婚に対して持つ不安というのは、特に出産を考えている人にとっての時期の問題ではないかと思われます。
晩婚化や高齢出産も大丈夫とさんざんメディアに煽られてきましたが、やはり子供を生むことを考えたら遅くとも30歳まで、できれば20代半ばまでに最初の出産を終えておくようにするというのが望ましい子育てのありかたとなっています。

それは晩婚化や高齢出産がダメとかそういうことではなくて、純粋に体力や自分の年齢と子供の成長を考えた時に理想的となるのがそのくらいの年齢であるということです。

なので、その時期に出産ができなかったとなると、うまく子育てなどをしていけるだろうか?といった不安が出てきます。
それに出産直前直後はどうしても思うような仕事ができなくなるので、果たして夫となってくれる人は協力をしてくれるタイプなのだろうかということや、十分な経済力はあるのだろうかということもまた不安の一因となってきます。

よく世間の男性は「女は金で男を選ぶ」と見下しますが、それは出産を考える女性にとってはごくごく自然なことです。

出産するつもりがない、もしくは事情があってできないという人であっても、自分がともに生活をする人が十分な収入を得ることができる人かというのは、相手に対しての尊敬の意味でも大変に重要な項目になってきます。